ショックコードの交換について
キャンプギアにはなくてはならないショックコード
キャンプに行く方にとってショックコードは当たり前にあるものですよね。ポールを使うテントにはほとんど使われています。
テント以外にもチェアやテーブルの脚にも使用されているものが多いです。
MSRマザハバのショックコード交換修理費
我が家で使用しているMSRのマザハバは中古で購入してから2年ほど使用しています。だんだんとポールのゴムが劣化してポールを組み立てるときにゴムが縮まらなくなってきてしまいました。
そこでMSR取り扱いの株式会社モチヅキさんのお問い合わせに問い合わせてみるとショックコードの交換修理は1本1,500円+税かかると言うことでした。マザハバのショックコードは3本あるので
1,500円×3=4,500円+税
さらには送料と代引き手数料がかかるので全部で6,000円以上かかります!
ちょっと高いなーと思っていたのですが、ご丁寧に交換方法の案内までしていただいたので自分で交換することを選択しました。自分で変えるとショックコード代だけなので3,000円弱で交換可能です。
ショックコードの入手方法
ショックコードの入手方法はいくつかあります。
私が使用したのはMSR純正のショックコードリプレイスメントキット。
その他にもロゴスのショックコードや
コールマンのショックコードが販売されています。
メーカーもの以外にもアウトドアショップによっては量り売りでの販売もあるそうです。直接お店に問い合わせてみるのがいいかもしれません。
ショックコード交換方法
ショックコードリプレイスメントキット
上記でも少しご紹介しましたが我が家がショックコード交換に使用したのはMSR純正のショックコードリプレイスメントキットです。内容物はショックコード本体と交換時に使う留め具です。
正直、ファミリーキャンプにここまでのスペックは必要ないのですが-40℃でも伸縮性を保つ素材だそうです。せっかくなので純正で合わせたかったのでこちらを選びました。
太さ3mm
長さは9mです。
交換手順
交換に使った道具は
- ショックコードリプレイスメントキット
- はさみ
- ライター
だけです。
まず、ポール先端の留め具を開けて中のショックコードを引っ張り出します。
結び目を解く際にショックコードが戻ってしまわないようにストッパーを挟んでひっかけておきます。
結び目が解けたらストッパーを外してポールの反対側からショックコードを抜き取ります。
古いショックコードを抜き取ったら、新しいショックコードをポールに差し込んでいきます。
差し込んだ側と反対側から出てきたショックコードに留め具を結びつけます。
結び付けたらこちらの先端はポールに戻してしまって大丈夫です。
反対側のショックコードを10~15センチほど伸ばした状態でストッパーを付けます。
この状態でポールにはテンションがかかっている状態です。
留め具を結ぶ分を残してショックコードを切り離します。
切り口がほつれないようにライターであぶります。
後は、こちら側も留め具をつけて
ポールに戻したら完了です。
ポールのテンションを確認してみてください。テンションが弱いようでしたら結び目の位置を変えて調整できます。
ショックコードのメンテナンス
ポール破損の恐れ
ショックコードが緩みポールのテンションが弱い状態で使用を続けているとポールがしっかりとはまっていない状態で使用する危険性があります。この上程で強い力が加わるとポールの破損につながります。
ゴムの結び目を変える
ショックコードを変えるまでに至らない場合は応急処置として、ショックコードを引っ張り出して結び目の位置を変える方法もあります。ショックコード自体の劣化は進む一方なのでいつかは交換時期が来てしまいます。
まとめ
ショックコードの交換について書きました。キャンプに行く人であれば誰もが触った事があるであろうショックコードですが、ゴムの張力を利用したものなのでいつかは寿命が来ます。お気に入りのギアを長く使っていくためにも覚えておくと良いショックコードの交換でした。
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