我が家の愛用タープ「タトンカ1TC」
我が家が愛用しているタープはタトンカの1TCを使用しています。1TCはタトンカの中で1番大きいサイズのタープで425cm×445cmあるので家族3人の我が家には十分なリビング空間を確保することができます。
タトンカのタープにはポールを通す穴の部分が改良される前の初期のモデルと改良後のモデルが存在します。我が家が使用している改良前のモデルはポールを通す穴の部分がハトメ加工されておらず布に切れ込みが入っているだけになっています。
(現行のものはハトメ加工がされています)
そこで多くの方が行っている簡易的なハトメ方法があるのでまずはそちらの紹介です。
簡易的なハトメ加工方法
簡易的なハトメ加工方法としては、最初からあるポールを通す穴にハトメを付ける方法です。
「タトンカ ハトメ加工」で検索をかけると多く出てくる方法です。8mmのハトメとハトメ取り付け用の専用工具だけ準備できれば大丈夫です。
もともとあるポールを通す穴にハトメをセットして工具を挟んでたたくだけで完了です。
最初は8mmのハトメでも穴にセットするのがキツイかもしれませんが慣れてくれば入るので諦めずにセットしてみてください。
ハトメ加工の破損
我が家もこの方法でハトメ加工を行っていたのですが先日のキャンプで強風に耐えきれずに裂けてしまいました。
ハトメが壊れたわけではなくハトメ箇所の布が耐えきれずに裂けてしましました。
そこで、さらに強くするためのハトメ加工に挑戦しました。
レザーを使ったハトメ加工
今回の破損部分は外付けされた布が避けてしまったので、布が裂けることを無くすためにタープ内側にハトメをつける事にしました。さらにあて布役に強度の高いレザーを使用します。
メインポールを指す2箇所の加工を行います。
加工手順
⒈あて布の作成
まずはあて布になる部分を作っていきます。
レザーを三角形にしたものを4枚作製します。
⒉縫い付け
三角形に切り取ったレザーをタープを挟んで縫い付けていきます。
縫い付け用に下穴を開けていきます。
縫い方は1番オーソドックスな平縫いで塗っていきます。
⒊ハトメ付け
縫い付けが終わったらハトメを付けていきます。
縫い付けたレザーの上から切り込みを入れていきます。
ハトメの径に対して同じくらいの長さで切り込みを付けます。切り込みをハトメで押し込んで広げていくイメージです。
ハトメが通ったら蓋をしていきます。レザーを挟んでいる分厚みがあるのでキツクなっています。
蓋が閉まったら完了です。レザーで挟んでいる分引き裂かれることもありません。
まとめ
今回の補強方法はタープ地そのものに穴を開けてハトメを付ける方法をとりました。補強生地の作成と生地に穴を開ける作業が必要になってくるのですが、強度の面ではかなり安心できるのでオススメです。
補強生地にレザーを使っているのですが、レザーではなく通常の生地でも問題ないのでぜひやってみてください。
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