とてもお気に入りで使用しているニーモのヘキサライト6pの幕内をさらに快適にするべくニーモ純正の二股化アイテム「アジャスタブルタープポールエクステンション」を使ってみたので紹介です。
ニーモの大ヒット2ポールシェルターヘキサライト
2ポールシェルターの欠点

ヘキサライトは6か所のペグダウンと2本のポールを中に立たせることによって自立させる2ポールシェルターです。
ヘキサライトに限らずMSRのパビリオンやローカスギアのソリスシルなど2ポールシェルター全般に言える事なのですが、幕内に立たせるポールが居住空間を狭くしてしまうと言う欠点があります。
ポールの二股化

そんな欠点を克服すべく多くのキャンパーが行っているのが「ポールの二股化」です。ポールをA型に二股化させて幕に沿わせることでポールがあった空間に何もなくすことができるのです。
イレクターパイプを使って自作される方も多いようですが、調べてみるとまーまーな費用と作業工程が必要なようで私は挑戦することができませんでした。
アジャスタブルタープポールエクステンション

そこで、ニーモが純正で出している「アジャスタブルタープポールエクステンション」を使用して二股化することにしました。
ニーモ以外にもDODから「フタマタノキワミ」というアイテムも発売されています。
中身のチェック

まずは内容物です。
- エクステンション本体

これが幕本体をA型に支えてくれるためのアイテムです。これにアジャスタブルタープポールLを1本づつ計2本それぞれ挿しこむことによって二股ポールの完成です。
ですので、二股化するためには別途アジャスタブルタープポールLが2本必要になります。
- ポールポケット

二股化されたポールが地面に対して斜めになった状態でテンションがかかるのでポールが外に滑って行かないために固定するアイテムです。
早速使ってみた!
使い方

購入翌日に早速使ってみました!使用方法は簡単、ただただ挿しこむだけで大丈夫です。
設営手順は通常時同様に先にペグダウンを行ってから、ポールを使って立ち上げていきます。

この時二股ポールは広げずに1本のポールとして立ち上げます。立ち上げが完了したらポールを開きながら長さを調整して二股化完了です。

ポケットはポールエンドに差し込んで幕側と反対に引っ張ってペグで固定すれば完了です。サイトの地面環境にもよりますが、使用時当日は雨で地面が緩かったこともあり、ポケットを使用しないとポールがどんどん外側に開いてしまいました。
二股化したらこんな感じ

やっぱり空間は広々いい感じです。今回使用したのは1つなので片側のみですが圧倒的に居住空間が快適になりました。様々なスタイルが楽しめそうです。
【3人用テント×1】【1.5人用テント×1】【コット寝×1】寒い日にストーブ1台だったのでこんな使い方もできました。流石に寝る環境のみでしたがおかげで誰も凍えることなく眠ることができました。
気になった点
幕にピッタリフィットしない

二股化させたポールは最大の長さまで伸ばしても幕とポールとの間に隙間ができてしまいます。
ぴったりフィットしないとダメって訳ではないのですが、折角二股化でスペースを広く作るのであれば最大に広く作れたらな~と思ったくらいです。
別売りでポールが必要

二股化するためのは「アジャスタブルタープポールエクステンション」だけではできません。「アジャスタブルタープポールエクステンション」に差し込むポールが2本必要になってきます。
我が家はタープ用など余分にポールを所有していたので買い足す必要はなかったのですが、ヘキサライト購入時の2本しか持っていない方はプラスでポールの購入も必要になってきます。
まとめ

手作りでポールの二股化をされる方も多いほどヘキサライトの二股化は格段に快適性を上げてくれる方法です。我が家も手作りで二股化も考えたのですが、作業時間と費用を考えた結果、既製品を買うのが早くて楽で良いかな~と購入しました。
気になる点もありましたが、結果的には居住空間が劇的に広くなりましたし欠点と言う欠点も無くかなりおススメできるアイテムでした。






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