【MINIMALWORKS】ブイハウスL
最近のキャンプブームによって多くのアウトドアブランドから様々なギアが販売されている中、注目されているのが自由魂やgroundcover、WIWO等の韓国ブランドですよね。
そのなかでも長く人気があるのがミニマルワークス。2013年創立のテントから小物ギアまで様々な人気アイテムを展開しています。
今回ご紹介するのはそんなミニマルワークスから販売されたブイハウスLです。購入してから約半年使って感じた良い点気になる点を紹介していきたいと思います。
V-HOUSE L
「V-HOUSE L」は元々「V-HOUSE」という名前でサイズの近いものが販売されていたのですがその後生産中止に。
そして「V-HOUSE M」という1周り小さいサイズのものが販売されている状態でした。
そんな中、2022年の3月に「V-HOUSE L」という名前で新たに販売されることが決まりました。ちなみにブイハウスの名前はビニールハウスの形状に似ていることから名前をとっているそうです。
V-HOUSEとV-HOUSE Lの違いはこんな感じです。(参考にサイズ違いのMも記載しておきます)
商品名 | V-HOUSE L (新) | V-HOUSE (旧) | V-HOUSE M |
サイズ | 700×305×205cm | 700×360×190cm | 540×305×190cm |
収納サイズ | 幅70x奥行28x高さ28cm | 80cm×φ30cm | 幅65x奥行25x高さ25cm |
重量 | 11.3Kg | 8.7Kg | 9.2Kg |
横幅は変わらないのですが奥行きが少し狭まり高さが205cmと高くなりました。重量は旧式に比べて2.6Kg重くなってはいますが大型テントにして重量11.3Kgはかなり軽量ですね。ウチの3才の娘より少し軽いくらいです。
カラーはオリーブ、ブラック、タンの3色展開です。
V-HOUSE Lを設営してみました
実際にキャンプ場でV-HOUSE Lを設営してみたので設営方法やその他のギアを合わせた雰囲気とサイズ感をお伝えできればと思います。
内容物
- 幕本体
- ポール×4本
- ペグ×12本
- フラットタイプドア
ポールは本体部分に3本とブリッジに1本使用します。はね上げようのポールは付属していないので別途準備が必要です。
設営方法
出典:UNBY STORE
まず、幕本体を広げ3か所のスリーブにポールを通していきます。
スリーブの色とポールの色を合わせるように赤いポールは真ん中、グレーのポールは両サイドに通します。
ポールの端をフットに差し込みます。片側をフットに差し込んだ状態で反対側から押し込みポールをアーチ状にたわませながら両端をはめ込みます。
3本のポールをアーチ型にすることが出来たら幕本体を立ち上げていきます。
片側の端をペグダウンした状態でペグダウンした側とは反対の端を引っ張りながら立ち上げていきます。
(幕内に空気を入れるようにして立ち上げると簡単に立ち上がります。)
後は、リッジポールを差し込んで各部分をペグダウンしたら設営完了です。
ガイロープは張らなくても自立はしますが耐風性など強度が弱くなっていますのでしっかり張ることをおすすめします。
キャンプ風景
実際にキャンプでV-HOUSE Lを使用した様子をいくつか紹介します。
3月の初張り
日中の気温が少し暖かく感じられる3月に朝霧ジャンボリーオートキャンプ場にて初張りをしてきた時の写真です。
朝晩の気温がまだ低い時期だったのでテント内にストーブを入れています。インナーテントに3人用テントとロールトップテーブル、ヘキサゴンテーブルを入れてツールーム仕様です。
夏の始まりの6月に湖畔で雨キャンプ
湖畔でのキャンプです。
サイドパネルを跳ね上げて居住空間を広くしています。
中央にポールを立てて両サイドを下げています。ポール3本でパネルを全上げにしていないのには理由があります。
今回の雨キャンプで初めて分かったのですが3本で跳ね上げた場合、両サイドから斜めに降ってくる雨がテント内に入り込んで来てしまいました。
日よけには全て跳ね上げスタイルでも良さそうなのですが、雨除けとしては両サイドを下げるスタイルがおすすめです。
ちなみにこの時はヘキサゴンテーブルで七輪を囲んで焼き鳥を楽しみました。
翌日は前日の雨が嘘のような快晴だったのでインナーテントを片付けてチェックアウト時間まで蚊帳スタイルでくつろぎました。
7月頭に友人家族とグルキャン
夏の暑い日にやまぼうしオートキャンプ場で友人ファミリーとグルキャンです。
日中はインナーテントは張らずにタープとして。メッシュと前回を使い分けて丁度いいプライベート空間を作ることが出来ました。
9月 夏の終わりに快適キャンプ
妻が妊娠中でしばらく家族でキャンプに行けなくなる事もあり我が家お気に入りの五光牧場オートキャンプ場に行ってきました。
前回のやまぼうしでのキャンプからブイハウス設営後はいったんくつろぎタイム。
必要になってからインナーを立てるスタイルが定着しています。なので日中はインナーなしで広々です。
もうすぐ2人目が生まれるのでインナーテントのサイズをひと回り大きいサイズにする予定です。今使用しているMSRマザハバは縦のサイズはツールーム仕様に丁度いいのですが横幅にまだ余裕があるので横幅305cmに丁度いいインナーテントを探したいと思います。せっかくなので高さも欲しいですね。
V-HOUSE Lのお気に入りポイント
カラーや見た目が好み
まず1番にカラーと見た目が好みです。ファミキャンで使いやすいツールーム仕様のテントになるにもかかわらずスタイリッシュな見た目とカラーがカッコいいです。
オリーブのカラーも濃い目の色なので我が家がメインで選ぶブラックとの相性もばっちりです。
700cm×305cmの広々サイズ
700cm×305cmはどんどん増えてくるキャンプギアを並べてもしっかり空間を確保できる嬉しいサイズ。
大型幕にもかかわらず重量が軽いので1人でも簡単に設営が出来ちゃいます。
環境や気分によって様々なスタイルを楽しめる
V-HOUSE Lの大きな特徴であるパネルをフルクローズ、フルメッシュ、全開放と様々なスタイルに変身できるのがかなりいいです。その時の天候や気温に合わせてスタイルを変形させたりいろいろと楽しめるのは面白いポイントです。
何より虫嫌いの娘にはフルメッシュが高ポイントです。
V-HOUSE Lの少し気になる点
正直気になる点は殆どなく、個人的お気に入り度はほぼ満点なのですが唯一上げるとしたら、パネル部分が2重構造になっていてそれぞれにジップが付いているため、全閉めした状態から出入りを使用とすると2回開け閉めをしなくてはいけないのが少し面倒かな~くらいです。
まとめ
2人目の出産を控えていることもあってまだオールシーズンで使えていないのですが使いやすさ抜群で見た目もお気に入りの幕となっています。これからももっといろいろな張り方を試してみたいと思います。
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