キャンプギアが増えて積載に余裕がなくなってきた…
キャンプにはまると段々とギアの数が増えていって積載に余裕がなくなってきた!なんて経験されている方も多いのではないでしょうか。
そうなった時に取れる対策として、思い切って積載量が増える大きい車に乗り換えるか荷物の断捨離、コンパクト化になってくると思います。
寝袋のコンパクト化
そこで、今回ご紹介したいのが寝袋のコンパクト化です。寝袋ってボリュームがあるので結構場所を取るんですよね…。ファミリーキャンパーともなると人数分の寝袋が必要になってくるのでかなりボリューミーに…。
コンパクト化と言っても寝袋を買い替えるのではなく収納袋を変えるだけなんです。その収納袋が今回ご紹介する「コンプレッションバッグ」と言うものなのですが、こいつの威力がすごいんです!
コンプレッションバッグとは?
コンプレッションバッグとは何か?と言うことで、オートキャンプを普段からされる方には馴染みが無いかもしれませんが、登山でのテント泊をされる方には割と一般的なアイテムだそうです。
カンタンに言うと「寝袋を圧縮してくれる圧縮袋」のようなものです。
様々なメーカーから販売されているものがありますが、登山泊で使用している方が多い寝袋メーカー「イスカ」のコンプレッションバッグを購入したのでこちらで使い勝手や威力を紹介していきます。
ISUKAのコンプレッションバッグ
そもそもイスカはシュラフの専門メーカーでキャンパーよりも登山をされる方に選ばれる傾向が多いようです。山の上の過酷な環境でも使えるような高品質な寝袋で人気のメーカーです。
そして、こちらがイスカのコンプレッションバッグMです。サイズはS,M,L,LLの4サイズ展開で、詰める寝袋の大きさや種類によってサイズを選びます。
サイズ選びは確実に入る大きめサイズを選べば圧縮率が小さかったり、小さめサイズを選べば圧縮前に袋に入りきらなかったりと難しいところです。ホームページに対応表があるのでお持ちの寝袋と合うサイズのものを選びましょう。
信頼のコーデュラ生地が使用されていて、縫製から生地まで作りがしっかりしています。
次にどのくらい小さくなるのか見ていきましょう。
コンプレッションバッグの効果
さっそくコンプレッションバッグの実力と使いかたです。
使い方といっても、袋に詰めて蓋をして圧縮するだけなのですが写真付きで効果を見ていただいたら分かりやすいかと思います。
こちらが付属の収納袋に入った寝袋です。我が家で使用しているのはワイルドワンオリジナルブランドのクオルツの化繊寝袋です。化繊の寝袋はもともと大きめの収納袋になっているので圧縮率がダウンのものより大きくなります。
これを登山用の38Lバッグパックに入れていくなんてのは無理な話…。
さっそく袋に詰めていきます。
詰め始めはホントに入るのか心配になるほどのサイズ…。サイズ選びをミスったか…。
どんどん、どんどん詰めていきます。かなり力を入れて詰めていきます。ここでコーデュラの安心感が大きかったです。
安物のコンプレッションバッグでは力に耐えきれず破損してしまいそうな感じです。
何とか入りきりました!…?(笑)青い袋の部分はパンパンのカッチカチに詰まっています。
何度かやるうちにコツをつかんだのですが、詰め始めの段階から強めに詰めていくと最後までしっかりと入りきりました。
上部分に蓋を付けるとこんな感じです。付属の収納袋と比較するとスマートになりましたね。
38Lザックや2Lペットボトルと比較するとこんな感じです。縦長スリムになりました。
本領発揮はここからです。横のベルトを締めていきます。4か所あるので順々に締めていきます。
すると縦長だったのが、どんどんと潰されてコンパクトになっていきます。
最終的にはこんな感じに。これならザックに入れてもまだまだ荷物を詰めることが出来そうです。オートキャンプでの荷物のコンパクト化にも役立ちそう!
並べてみても一目瞭然!一回りも二回りも小さくなりました。
注意点
コンプレッションバッグを使用してみていくつか注意点がありましたのでご紹介しておきます。
購入するサイズ選びは慎重に
私の場合は今ある寝袋をコンパクトにして、登山や車への積載スペースを確保するのが目的でコンプレッションバッグを利用しました。
利用目的にもよってきますが、可能な限りコンパクトにしたかった私にとってジャストサイズを使う事が必須でした。小さい過ぎては入りきらなくて圧縮する以前の話ですし、大き過ぎては圧縮効果も小さく思ったよりもコンパクトにならない問題が起きてしまいます。
コンプレッションバッグの効果を最大限に活かすためにはサイズ選びが重要なのでしっかりと対応表をみて選ぶようにしましょう。
コンプレッションバッグへの収納は移動時だけ
寝袋の保温性能は空気の層が大事になってきます。しかし、コンプレッションバッグはその空気の層を出来るだけ潰して小さくした状態で収納しています。寝袋に型付いてしまっては保温性能の低下に繋がってしまいます。
ですので、コンパクトにしたい時だけコンプレッションバッグに入れて保管時には入れないようにして保温性能の低下を防ぎましょう。
まとめ
寝袋は安く無い買い物ですよね。私みたいに保温性能は今のままで良いけどもう少しコンパクトにしたいと思っているかたにはオススメのアイテムです!
○万円の出費を5000円以内に収める事が出来てコンパクト化が可能になるので是非検討してみてください。
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