スキレットケース作成動画
スキレットでキャンプ料理
スキレットはキャンプで料理をする時に、あると便利な料理道具です。
煮込み料理、焼き料理、デザートまで作れてしまうなんでも出来るミニフライパン。このなんでも出来てしまう事から、別名、魔法のフライパンとも言われているそうです。
出典:ニトリ
この万能さからキャンプにスキレットを持っていく方も多いのではないでしょうか。
スキレットの困る事
万能アイテムのスキレットですが、実際に使っていて困っていた事が以下の点です。
- 直火にかけた際に取手が熱くなる
- 意外とサイズが大きく、移動時のグループ分けに困る
- シーズニング、お手入れが大変
1番はミトンで挟んで持つ事になるのですが、いちいちミトンを取り出してきての作業が面倒。
2番はキャンプに行く荷造りをしている時に、スキレットは料理道具だから料理道具と一緒のコンテナに入れようとすると、大きくて入らない。かと言って丸裸のまま持ち運ぶのは気が引ける。
3番は、こう言う声をよく聞くのであげさせて頂きましたが、実際はやり方を覚えてしまうと簡単なものです。
今回は1.2番を解決するためにレザーでハンドルカバーとケースを作ってみました。
レザーケース
まず、形をどんな形にするか、ですが、我が家ではホットサンドメーカーのケースにハイマウントのケースを使っているのですが、作りがシンプルで自分で作るにしても作りやすそうだったのでこの形で作ろうと決めました。
基本的には型紙を作ってから型紙にそって切り出して行くのが良いのですが、今回は複雑な設計では無いため、レザーに直接下書きをします。
スキレットの形をそのまま書き起こします。
スキレットの形に対してスキレットの暑さ分を考慮したサイズで切り取り線を下書きします。
同じサイズのものを反対側にも作ります。
設計図が書けたら切り取っていきます。
切り取り終わったら下処理として裏面にクリーム(トコノール)を塗っていきます。
裏面の毛羽立ちを抑えたり、切り端の角ばった部分を整え見栄えをよくします。
下処理が終わったら、次に縫う穴をあけていきます。
穴のあけ方は、ひしめ打ちを使う方法と、ステッチルレットを使って縫い穴の目印を付け、キリで開ける方法があります。
(ひしめ打ち)
(ステッチルレット)
ステッチルレットを使ったほうが、等間隔に間隔を狭く開けれるため今回はステッチルレットを使いました。穴あけを行う前にボンドで仮止めをしておきます。
穴あけが完了したので縫っていきます。
縫い糸が見栄えに大きく影響してくるので、綺麗に縫えるように意識することをおススメします。
縫い終えたらこんな感じです。
最後にハトメとボタンを付けたら完成です。
レザーのスキレットケースを作ったことによって気兼ねなくコンテナに入れてキャンプに持ち運べるようになりました。制作工程もすごく簡単ですのでおススメです。
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